はじめの一歩



作者 森川ジョージ

1989年から週刊少年マガジンで連載が始まりいまだに連載が続いている長編ボクシング漫画。
主人公の一歩のライバルた達との戦いを通して成長していく姿をじっくりと描いている。
「あしたのジョー」を超えるボクシング漫画は出ないと言われていたが、この「はじめの一歩」は「あしたのジョー」を超えたかもしれない。
しかし、連載が長く続きすぎたせいか最近パワーダウンしたとの声もある。



各キャラの設定が良くて、全て活かしきれてるところが偉いですね。
鷹村、青木村、会長、八木ちゃんを始め、千堂、間柴兄妹などもいい味出し続けてます。
画力もアップして試合での迫力は凄いものがありますね。おふざけシーンとのギャップが漫画家としての生命線にもなるんでしょう。
ベタですが鷹村VSホーク、一歩VS千堂戦(タイトルマッチ)は何度読んでも鳥肌立ちます。
気になるのは一体いつ一歩が世界チャンピオンになるのかなという点。作者もこの作品と心中する気なんでしょうか。